壁にぶつかったときこそ見直したい成長のプロセス【学びと仮説を組み合わそう】

やる(ナビをセットして進む)

こんにちは、しょっぴーです。

今日は壁にぶつかった時のことを書いていこうと思います。

できることが増えてくると、そのうち壁にぶつかります。やっとの思いでできる事が増えてきたと思っても、すぐに次の壁が目の前に現れます。

これは、できるようになってきたからこそ、遠くて関係ないと思っていた山が近くに見えて来たということで、成長したからこそ感じる「プロセス」のひとつなのです。

つまり、“もともとあった課題”が、あなたの成長によって感じられるようになったということです。

壁にぶつかった時こそ「成長のプロセス」を活用することで、ヒントが見つかります。

では、深掘りしていきたいましょう。

先が見えない壁は、より高く感じてしまう

これまで、「できない」から「できる」に変わるためには、順を追ったプロセスが必要だと説明してきました。

きっとあなたは、ついこの間「できるようになった」ばかりだというのに、また現れてしまった「できない」という高いの壁を前に、恐れおののいていることでしょう。

しかし、よく考えてみてください。

あなたは、すでに何かを「できる」ようになった経験を持っています。できるようになることが、どういった状態なのかをすでに理解しているはずです。

今たまたま、また「できない」に戻った気分になって戸惑っているだけで、必ず活路はあると心得ましょう。

成長のプロセスは

  • それが自分にもできると知る
  • 正しいやり方を知る(地図を持つ)
  • やる(ナビをセットして進む)

のステップです。

しかし、現在先の見えない壁が目の前にあり、どうしていいのかわからなくなっているのではないでしょうか?

必要なことはこのステップです。

  • それが自分にもできると知る
  • 正しいやり方を知る(地図を持つ)
  • やる(ナビをセットして進む)

ということは・・・

今、その高いと感じている「問題の解決策を知る」必要があります。

そのために考えることを片っ端からあげて、一番可能性が高そうなものから取り組めばいいわけで、中でも間違いなく上位に組み込む施策は、すでにできる人からアドバイスをもらうということです。

「結局何もできてない」という壮大な勘違い

壁にぶつかると、100%の確率で必ず現れるのが「ネガティブマインド」です。

原因は、「こうあるべきだ」という固定観念がうまくいかない自分を責めてしまうことで起きています。

「こうあるべき」という理由は、ただの「ある一方向から見た」思い込みからくるものです。

しかしながらいったん壁にぶつかると、「結局、自分は何もできていない」という考えが頭をよぎります。

ただ冒頭にも説明しましたが、それは“もともとあった課題”なので、あなたが「出来るようになってきたから」こそ感じられるようになった壁でもあります。

「できるようになったこと」「“まだ”できないこと」を混同してはいけません。

「できるようになったこと」があるのだから、「何もできていない」は間違いです。

いろいろな問題は、複数の事象が混ざり合っているので、なるべく分けて考える必要があります。

これを「課題の分離」といいます。

課題は分けて考えるようにすると、ある程度の悩みは解決します。

問題は「課題の分離」で乗り越える

課題の分離とは、「自分の課題」と「他人の課題」を切りわけるという考え方です。

問題とはいろいろな要素が絡み合っています。しかし、多くの場合「その問題が“誰の課題か”」ということを深く考えずに問題と向き合います。

すると、問題の根に辿り着くことはなく解決することはできません。

問題とは「木の根っこ」のように入り組んでいて、目の前にある問題は、周りの木の根っこも一緒になっている可能性があります。

まずは絡まったところをほぐすところから始めましょう。

課題の分離:仕事編

しょっぴー
しょっぴー

来週休みとっていいっすか?

上司
上司

はっ?人いないから無理だよ!

しょっぴー
しょっぴー

まじっすかー?

よくある展開ですが、この問題の本質はこうです。

  • 人がいないのは「会社の問題」
  • 段取りが取れないのは「上司の問題」
  • 代案を出せないのは「しょっぴーの問題」

ということになります。

この場合、しょっぴーのできることは「前もって言っておく」「休みをとっても負荷のかからないように調整しておく」など、自分のできる課題に集中するべきです。

周りの課題を解決しようとしたり、周りのせいにして自分の課題から逃げても、理想の状態には近づきません。

課題の分離:家族編

しょっぴー
しょっぴー

宿題やったの?

娘

まだだけど?

しょっぴー
しょっぴー

やれよっことなんだけど?怒

ついつい怒りがちに注意してしまいますが、あくまでも宿題(課題)をやらなければいけないのは娘です。

「娘が困らないように注意してあげてるのに!!」っていうのは、ただのエゴですよね。

  • 「宿題」は娘の課題
  • 「娘が将来困らないように育てる」が親の課題

つまり、宿題と娘の将来は別の課題です。

親が「宿題をやらない娘」を見てイライラするのは、親の理想(親の課題)を勝手に娘に押し付けたことと同じです。

課題の分離:チャレンジ編

娘

スケボー全然うまくできない!泣

しょっぴー
しょっぴー

スケボーの何ができないの?

課題は細かく分解した方がわかりやすくなります。

  • できないのはどんな技?
  • その技はどうやってやるの?
  • じゃあどんな練習がいる?
  • じゃあ今からやることは?

具体的に必要なことは、できるまでの道筋を明らかにして、必要なことを順番にやる「成長のプロセス」そのものです。

課題の分離:チャレンジ親編

スケボーを上達したいのは娘であって、娘の課題です。

親の立場としては、うまくいかないのを見て「もっとこうしなさい」と言いたくなりますが、その場合「アドバイスをする人」としての課題をこなす必要があります。

口を出すならコーチとして、“分かりやすく理解できるように伝える”ことが課題になります。

ただ口を出すだけなら誰にでもできます。

言ってる親本人は娘のためと勘違いしがちですが、冷静に側から見てみると「じゃあお前(親)がやれよ」となります。

誰の課題なのかはっきりさせる必要があります。

本質をみて仮説思考で問題解決する

絡まった根っこから、どの木のだろうと探してもなかなか辿り着けません。

まずは木を見て、そこから伸びる太い根っこから辿りましょう。

問題の根っこの近くまできたら、ほぐしてみたらどの根っこと繋がっているのか見えてくるので、10本くらいそれっぽい根っこを引っ張れば、だいたい当たりを引くことができます。

仮説とは、木(目的)からつながる太い根っこ(本質)付近の細い根(問題)をほぐすこと。

まとめ

高い壁にぶつかると、思わず何もできない気がしてしまいます。

しかし何もできないということは、その壁にぶつかることすらできません。

いろいろな問題が絡みあっていると、なかなかその本質に気がつくことができなくなってしまいます。

そんな時こそ「成長のプロセス」を振り返って、その“壁の登り方”を知りましょう。

わからない時には、登ったことのある人を探して聞いてみることも必要です。登り方さえ分かれば、あとは登るだけなので。

また、問題はいろいろ絡み合っていることがほとんどなので「課題の分離」をしっかりと行い、“誰の課題なのか”“本質につながる課題なのか”見極める必要があります。

本質につながる課題を解決していけば、その高い壁でもきっと乗り越えられるはずですよ。

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