失敗100回を目指そう!【失敗が成長を促す具体的な理由が分かります】

やる(ナビをセットして進む)

こんにちは、しょっぴーです。

今日は僕の得意な失敗についてのお話です。

僕はもともと好奇心が旺盛で「初めての経験」というものが大好きでした。

そのため、僕には『失敗とは楽しむものである』という概念が存在します。なぜなら「うまくできないこと」こそがはじめての経験の醍醐味だからです。

多くの人は「失敗するのがこわい」とか「できないから嫌」といったネガティブな反応をしますが、失敗って上手に失敗すればあまりこわいものではありませんよ^^

娘

上手な失敗ってへんだよ!

上手な失敗って柔道でいうと「受け身」の取り方みたいなイメージです。

アクション映画で言えば、転ぶときに手をつくのではなく、全身を使って衝撃を受け流しながら転がるような?

なんせ、失敗には失敗の方法論があるのです。(自称。笑)

完璧なんてしょーもない!失敗を楽しみながら転がろう

僕が自分の板を買ってはじめてスケボーパークに行った時のことです。

スケボーってただでさえ“シュンシュン”に動くのに、スケボーパークの地面ってツルツルのコンクリートなんですね。

で、恐る恐る板に乗ったら、板の上に乗っただけでぶわっと身体が熱くなり、変な汗をかいたのを今でも覚えています。

それでもちょっとずつ滑るうちに、まっすぐ進むくらいは慣れてきたので、娘の真似をしてターンをした瞬間、すってんころりんすっとんとん

そんなかわいい表現とは無縁の腰骨強打、声を出せないほどの激痛の洗礼を受けてソッコーでケツパットをぽちりました!

娘

大丈夫?

しょっぴー
しょっぴー

もう帰る

こんな話をすると、やっぱり失敗は「怖いし痛いじゃん」ってなると思いますが、順番に説明していきますね。

起こりうる失敗はあらかじめ想像しておこう

スケボーの例で考えると、そもそも転ぶことは分かっていました。タイヤの付いた板に乗るわけですから転ぶに決まっています。

むしろ転ぶことを楽しむ遊びですからね。

分かっていたにも関わらず、僕はプロテクターをしていませんでした。だから痛い思いをしたのです。

だから、あらかじめ考えられるだけの失敗は想像しておきましょう。

どんな分野でもそうですが、「道路に飛び出したら危ない」ということを理解できるなら、いろんなことを想像する力を備えているはずです。

しっかり考えてみるかどうかです。

起こり得る失敗を“あらかじめ考えておくだけ”で致命傷は避けることができます。

その失敗にできる範囲で対策をしておこう

スケボーならプロテクターをすれば、ある程度のケガは防くことができます。

対策をしておけば、失敗したとしても即死するような事態は避けられます。

たとえば物販で考えた場合、仕入の支払ができなくなった時点で事業の継続ができなくなる(即死の状態)ので、仕入資金の確保が具体的な対策ということになります。

対策はできる範囲でかまいません。あれもこれもと守りを固めても身動きが取れなくなるだけです。

そのために、あらかじめ考えられるリスクを把握しておいたのですから。

そのうえで許容できる範囲の失敗をたくさん経験しよう

転ぶのを怖がってスケボーに乗るのを躊躇していたらどうでしょうか?

うまくなるわけがありませんよね。

そのため、ビビってないでどんどん転べばいいのです。

娘

パパもビューンって降りるやつやってー!

しょっぴー
しょっぴー

いやいやいや無理だって

これは“無謀なことをする”ということではなく、自分の現状からちょっと頑張ればできそうなことに挑戦していくということです。

失敗を防ぐのではなく、ケガを防ぐ

失敗には種類があることを知ろう

失敗には大きく分けて2つの種類があります。

怠慢による失敗

怠慢による失敗とは、あらかじめ予測できるものです。

これは経験によって予測できる範囲が変わりますので、過去に経験したことのあるもの、想像すれば考えられたこと、などは未然に防ぐことができます。

そのため、予測できなかった失敗も、たくさんの経験の中からあらかじめ予測できる失敗へと変化していきます。

つまり、同じ状況の同じ失敗は怠慢による失敗ということになります。経験値が増えることで同じような失敗は繰り返さないようにできるのです。

挑戦による失敗

一方、挑戦による失敗というのは、今の自分には想像できないことによって起こります。

挑戦とは現状ではまだできないことに対する取り組みなので、当然うまくいかないことが大前提です。

では、その取り組みがどのようにしてうまくいくようになるのかというと、“失敗の経験”によって徐々に予測できる範囲が広がり、その繰り返しによってある時「あっ、そういうことか」と、失敗の原因を理解できるようになります。

これは、脳の構造がそうなっているためでもあります。

脳内には、ニューロンと呼ばれる神経細胞がシナプスを介してつながっていて、電子回路のようなネットワークをつくって情報を伝達しているのですが、わかりやすく言うとニューロンが「知識」で、シナプスはその知識を「つないでいる線」です。

知識と知識がつながると、連想ゲームのように「あー、アレねっ!」といった具合に思考が一段深まります。

身体の動きも、何度も同じことを繰り返すことで身体が理解してスムーズに動けるようになり、できないことができるようになっていきます。

しかし、何度繰り返してもなぜうまくいかないのか失敗の原因を理解できないことも多いものです。それは、単純に「知識」や「経験」が足りていないということになります。

こういった場合は、先に知識を付けた方がはやいので、すでにできる先生を探してアドバイスを受けたり、本を読むなどしましょう。

一見失敗は、成功とは真逆の関係に思えてしまいますが、このように失敗によって理解が深まるため、失敗の経験が多い人ほど成長することになります。

脳の構造を変化させる「偶然の成功」とは

誰しも「なんか、たまたまできちゃった」という経験はあると思います。

じつはその瞬間が「できない」が「できる」に変わるきっかけだったりします。

娘

なんかできちゃった!

できないことをやっているときは、当然、脳も身体も「できない」と思い込んでいます。

逆に、できることは「できる」という思い込みをしている状態といえます。

つまり、脳も身体も「できる」という状態になればイメージ通りに身体が動くということになります。

娘

意味わかんない。

つまんない。

しょっぴー
しょっぴー

できると思ってやればいいんだって。

仮にたまたまだとしても、先に「できちゃった」を経験すると、脳は「できる」と勘違いするので自然とできるようになっていきます。

偶然の成功が感覚を理解させる素となる

偶然の成功はたくさんの失敗から生まれる

偶然の成功とは、本当にただの偶然なのでしょうか?

それは違います。できそうな状態になるまでたくさん失敗を経験してきた結果です。

もともとあと一歩のところまで来ていたのです。

いちど思い切って飛び込んでみたら意外とできちゃうことも多いものです。

未然に失敗を防ぐ人ほど柔軟になれない

逆に失敗を怖がってしまうとどうでしょう。

失敗を避けて、安全なところだけを歩いている人は柔軟な思考ができなくなります。

これは遊びでも、仕事でも、家庭でも同じですね。

失敗を責めると成長できなくなる

日本では、失敗を叱ることで問題点を把握させ成長を促してきました。

これは学校でも職場でも同じような傾向にあると感じます。なぜなら日本の教育方法がもともとそうなっていたからですね。

そのため「失敗はしない方がいい」という考え方が一般的なものとしてあり、叱る側も𠮟られた側も、その考え方に問題があると認識できていません。

当然、失敗したときに怒られたり責められたら、萎縮してしまうのでチャレンジできない人になっていきます。

たまに責任の所在をどうのと言って犯人探しをしてしまう人がいますが、チームの失敗なら全員に責任があります。上席であればなおのこと。部下のミスを責めるのではなく、フォローの仕方に問題点がなかったのかを確認すべきです。

もしあなたが周りの人に何か教える立場であったなら、失敗を叱るのではなく、問題の原因を一緒に探してください。もしかしたら、まだ失敗の原因を理解できないだけかもしれません。

娘

まだ遊ぶからー

しょっぴー
しょっぴー

さっさと片付けろや!

これは失敗ではないか。笑

すぐに叱ってしまう自分がいるのも事実なのですが・・・

必要なのは自分を許容し許す力

これまで見てきたように、失敗はしなければいけないにもかかわらず、周りの環境によっては失敗してはいけない雰囲気があることも多いものです。

環境を整えることも大切ですが、まずはあなた自身が「失敗してもいいんだよ」という事実を理屈から認識しましょう。

たまに、自分に対して厳しい人を見かけますが、必要なことは失敗を受け入れ自分自身を許すこと。

その上で、失敗の原因を踏まえて何度でもチャレンジするから「できちゃった」となるわけですから。

妥協ではなく受け入れて前を向く

失敗を受け入れるとは、妥協するとは違います。

失敗した事実を認めて、うまくいくこととの違いを探り、その差が埋まるように再チャレンジをしていくので全然違います。

確認すべきは「怠慢」か「挑戦」か

失敗した時に常に必要な確認は、「怠慢による失敗」か「挑戦による失敗」か。

挑戦に基づく失敗であれば、誰がなんと言おうと胸をはるべきです。

むしろ僕が抗議に行きますので教えてください。人の頑張りを笑うやつも許せません。まじで!

そんな人はどうせ失敗が恐いだけの人たちですから哀れな目で見てしまえばいいのです。

許容に必要な「インサイドアウト」と「課題の分離」

インサイドアウトとは、自分の現状を受け入れ前を向くこと。

課題の分離は、問題をひっくるめて考えないこと。

人のせいにしてはいけませんが、他人の問題を抱え込む必要はありません。

これは僕の話になりますが、僕は勤めている会社で7年もの間身動きが取れないことを、ずっと周りのせいにしてきました。僕がこんな状況にあるのは「会社のせい」で「社長」がしっかり考えないからだと。

しかし、ある時僕はその会社に入ったのも僕の選択だと気がつきました。しかも、会社の状況も運送業界の問題や社会情勢によるところも大きいことに気がついたのです。

そこからは、自分にできることは何なのかを考えるようにしました。

僕には少子化問題は解決できないし、これは会社のせいでもない。でも僕にもできることはたくさんありました。万が一会社が潰れたとしても、それは「会社の問題」であり、僕自身はあらゆる手段で家族を守ることはできるんだと。

状況が変わり始めたのはその時からです。

ただ会社の現状が変わったわけではありません。ただ僕の考え方が少し変わったということです。

リスクを踏まえて全力で失敗しよう

あなたの挑戦には必ずリスクが伴います。それは初めての経験なので当たり前です。

しかし、そこにあるリスクは何なのか、どういった対策がとれるのかをしっかりと考えたうえで、できる範囲で挑戦を繰り返せば、必ず状況はひっくり返ります。

まずは目の前の中間地点まで思い切って走ってみたら、きっといろんな景色が変わってきます。

今日も思い切って失敗してみましょう。笑

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