こんにちは、しょっぴーです。
今日は、“ちょっと出来るようになってきた後”のより実践的な修正方法について書いて行きます。
はじめての取り組みを修正して改善につなげる方法はこちら。
はじめての取り組みは、調べたり、教えてもらったりして「できる」を目指してきましたよね。
今回はその後です。
何となくできるようにはなってきたけれど、、、『その後、思うような成果に繋がっていない』といった状態についての具体的な対策です。
そこからもう一段、どうやって修正を繰り返していけばいいのか考察していきます。
このあたりから、高度な考察が必要になってきますので、あなたの目的に対して『できること』をピックアップして、できる改善を一つずつやっていくことになります。
スキルを高度に昇華させる6つの取り組み
スキルを向上させるためには、能力を高めることが必要です。
自分が持っているスキルをより高度なものに昇華させていくためには、チームでの取り組みも視野に入れることが必要になってきます。
以下がスキルをより高度に昇華させる6つの取り組みになります。
- フィードバックの収集
- プロトタイプの改良
- 研究・学習
- 実験
- チームでの取り組み
- 身につけたスキルの応用
詳しく見ていきます。
フィードバックの収集
すべての取り組みの改善は、フィードバックの収集を行うことから始まります。
現状はどうなっているのか、何回中、何回できたなど、具体的な数字に落とし込みましょう。たとえ現状が『0』という結果でも、分母を把握することで、取り組みの方向性を考える材料となります。
また、周りの人々からの意見やアドバイスを聞き、自分自身のスキルに関する改善点を探しましょう。第三者の意見を取り入れなければ、成長は見込めません。
以下は、フィードバックを集めるための具体的な方法です。
プロトタイプを作成し、周りの人から評価をもらう
プロトタイプ(できるようになったこと)を、周りの人に見せて意見を求めることで、様々な角度からのフィードバックを得ることができます。
プロトタイプとは試作品のことで、取り組みの方向性を決める重要な要素になります。
試作品なので、完璧を目指しても意味はありません。
6割程度の完成度で第三者の反応をもらうことで、早期に問題を発見して取り組みの方向性を定めることができます。その状態で反応が取れない場合は自己満足の可能性があります。
ユーザーテストを行う
ユーザーテストとは、プロトタイプ(できるようになったこと)を試してもらい、使用感や改善点を尋ねることです。フィードバックの先が周囲の人からユーザーへ変わっただけですね。
ユーザーテストは実際の使用者としての視点でフィードバックを得られるため、自分では気づかなかった問題点や改善点を発見することができます。
フォーカスグループを実施する
フォーカスグループとは、集団からのフィードバックを受けるための手法です。
プロトタイプ(できるようになったこと)を使ってもらう(知ってもらう)ことで、その使い勝手やデザインなどについて、進行役のもとで特定のテーマについて話し合い、ディスカッション形式でフィードバックを収集します。
フォーカスグループは一方的なアンケートではなく、顧客自身の言葉と声でフィードバックを聴くことができます。
そのため、可能な限り最も個人的な顧客評価と言えます。
またチームでは思いつかなかった、顧客にとって重要なアイデアや課題が発見できます。議論の最中に飛び出した課題を自由に深めることができる、というのが大きな特徴です。
専門家にアドバイスを求める
取り組みをしている分野の専門家にアドバイスを求めることも有効です。
専門家は、自分が見落としている問題点や改善点を見つけてくれることがあります。
プロトタイプの改良
次はプロトタイプの改良です。
こちらも、評価できる数字として落とし込みましょう。数字として見えるカタチにすることで具体的に何をどう改善したのか明確になります。
フィードバックをもとにプロトタイプの改良を行うためには、以下のような具体策があります。
フィードバックを整理する
複数のフィードバックを収集した場合、似たような意見や重要度の高い意見をまとめて整理することが重要です。
それぞれの意見がどのように改善に役立つのか、明確に把握することが必要です。
優先順位をつける
改善すべき点が多数ある場合、優先順位をつけることで効率的な改善を行うことができます。
プロトタイプの目的や使用するユーザーのニーズに合わせて、どの改善点を優先すべきかを考えることが重要です。
改善案を考える
フィードバックを元に、どのように改善すべきかを考えることが必要です。
改善案を考える際には、問題点を解決するだけでなく、ユーザーのニーズや目的を満たすような改善案を考えることが大切です。
プロトタイプを改良する
フィードバックから得た改善案を元に、プロトタイプを改良します。
改良したプロトタイプは再度テストし、フィードバックを収集して改善を続けることが重要です。
繰り返す
改善したプロトタイプを再度テストし、新たなフィードバックを収集することで、より良いプロトタイプを作り上げることができます。
このように繰り返すことで、より高度な修正を行うことができます。
研究や学習
また、研究や学習を続けることも大切です。
自分の中にある知識だけでは、すぐに頭打ちになってしまいます。
自分が取り組んでいる分野について、より深く学び、他の専門家や最新の情報を追いかけることで、スキルを磨くことができます。
より高度な修正をするための「研究・学習」には、以下のような方法があります。
専門書や学術論文の読解
自分が取り組んでいる分野に関する事例を学びます。
専門書や学術論文などから、最新の知識や技術を取得することができます。
実践的な研究
自分が取り組んでいる分野に関する実践的な研究を行うことで、より深く学ぶことができます。
また、実践的な研究は自分が持つスキルの向上にもつながります。
これらの方法を組み合わせながら、自分が取り組んでいる分野についてより深く学び、スキルアップを図ることが大切です。
実験
さらに、新しい手法やアイデアを試してみることも重要です。
実験とは、新しい手法やアイデアを実際に試してみることを指します。
これによって、新しい発見やスキルの向上につながります。ただし、失敗しても問題ありません。むしろ、失敗から学び、新たな発見を得ることができます。
例えば、ウェブデザインの分野で実験を行う場合、新しいデザイン手法を試してみたり、異なるツールやフレームワークを使用してみたりすることが考えられます。また、新しいコーディング手法やテクニックを試してみたり、既存のコードを改良してみたりすることもできます。
実験を行う場合は、まず、フィードバックから問題点や課題を明確にすることで、それに対する解決策を考えます。その際、データを収集して分析することが重要です。
目的はあくまで、フィードバックを収集して改善をすることです。
チームでの取り組み
チームでの取り組みも有効です。
他のチームメンバーと協力し、知識やスキルを共有することで、より高いレベルに到達することができます。また、チームでの作業によって、自分自身が持つスキルを向上させることができます。
さらに、他の人が自分自身の作業に関わることで、新たなアイデアや問題解決方法を見つけることができます。
このようなコラボレーションは、より高度なプロジェクトに取り組む上で不可欠なスキルです。
チームメンバーとのコミュニケーションによって、それぞれが持つ知識やスキルを共有することで、シナジーを発揮することが可能になります。
また、チームでの作業は、問題解決スキルやリーダーシップスキルを向上させることができます。
他の人と協力してプロジェクトを進めることで、自分自身が責任を持ち、チーム全体としてより高度な成長につながります。
身につけたスキルの応用
最後に、身につけたスキルを実践的に応用することが大切です。
新しいことに挑戦することで、自分のスキルのレベルアップが可能です。実践的な経験を積むことで、自分自身が持つスキルの強化や、新たなスキルの習得につながります。
また、実践的な経験を積むことで、自分自身のスキルに自信を持ち、仕事やプロジェクトに取り組む際に自信を持って挑戦することができます。
しかしながら、実践的な経験を積むためには、自分自身で新しいプロジェクトやタスクを見つけることが必要です。
自分が興味を持っている分野や、スキルアップしたいと思っている分野に関連するプロジェクトを見つけ、自分自身で挑戦してみましょう。
また、他の人が行っているプロジェクトに参加することも、新しい経験を積むための有効な手段です。
まとめ
まとめとしては、取り組みの目的に沿って『できるようになったこと(簡易的な商品など)』を、第三者視点からフィードバックを受ける。
そして、わかったことを修正していくという流れになります。
そして、具体的な対策として、
- フィードバックの収集:周りの人々からのフィードバックを集め、改善点を探す。
- プロトタイプの改良:自分が作成したものを繰り返し試し、問題点を特定し改良する。
- 研究・学習:自分が取り組んでいる分野について、より深く学び、他の専門家や最新の情報を追いかけることで、スキルを磨く。
- 実験:新しい手法やアイデアを試してみることで、新しい発見やスキルの向上につながる。
- チームでの取り組み:他のチームメンバーと協力し、知識やスキルを共有することで、より高いレベルに到達することができる。
- 身につけたスキルの応用:身につけたスキルを実践的に応用することで、より高度なタスクやプロジェクトに取り組む。
これらが考えられるということですね。
これらは継続的に実践して、修正を続けることでより高い成長に繋がります。
当然、その道のりは単調なものではないため、コツコツと模索し続けるしかありません。
しかしながら、このような取り組みをコツコツと続けられるあなたであれば、自然とより高い「できる」を実感できると思います。
これは、才能の問題ではなく、改善できるところを見つけて修正するという単純な作業なので・・・。
そんなあなたにとって『極める』は時間の問題です。
次はいよいよ
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