できるようになるかどうかを左右する、たった1つのこと【これさえ理解していれば何でもできる】

成長戦略

こんにちは!しょっぴーです。

今日は、できるようになるまでに必要な考え方について深掘りしてみようと思います。

先日8歳の娘にうどんを作ってあげていたのですが、茹でていたら「卵を入れさせろ」と言ってきたので、横で見守りうどんを食べさせました。

娘は自分でうどんが作れたと言っていますが、さてさて…

できるようになるために必要なこと

今回は『1人でうどんを食べる』という“状況をつくることができる”という視点で考えていきます。

では現状から確認していきましょう。

娘

パパー、お腹が減った。

なんか作ってー。

しょっぴー
しょっぴー

なに食べる?

娘

うどん!

うどんが大好きな娘は、事あるごとに「うどんをつくれ」とせがむのですが、作れる人がいなければ近くにいなければいけませんので、これでは『1人でうどんを食べた』とは言えませんよね。

しかし、自分の言葉でしっかりと伝えたことで『出来上がったうどんが目の前に現れる』という状況を作ることはできています。

ちなみにこの時に「卵は自分で入れる」とか「器に自分で移す」と言って、実際、危なっかしい感じで鍋からうどんを移して、その後美味しそうにうどんを食べていました。

これはこれで、何とか生きていけるのでしょうが…

娘

うどん作れた!

この話を聞くと、「おいおい、それで出来た」と勘違いされちゃ困るんだけど、と感じると思います。しかし、実際には大人でもこれとほぼ同じ状況で「自分はできている」と勘違いをしてしまうことが往々にしてあります。

うどんを食べるまでの構成要素について

では、『うどんを食べる』までに必要なことを洗い出してみましょう。

戦略的思考も踏まえてブレーンストーミング的に書き出していきます。

  • 自分

今回は自分1人が前提条件なので一択です。

もの
  • うどん鉢(器)、箸
  • うどんの麺
  • 白だし

完璧である必要はありません。小麦粉から作らなくても、自分でだしを取る必要もありません。なんなら卵がなくたってうどんになります。

しかし、必要な材料はそろっていなければいけません。

  • 食材を買うお金
  • お店で食べるお金

うどんを食べるためには材料を調達する資金が必要です。作っていただくのであれば、相応の対価も必然です。

情報
  • レシピ

うどんを食べるためには作り方を知る必要があります。誰かに作っていただくのであれば、当然「お店」を探す必要があります。

時間
  • 出来上がるまでに必要な時間(考える時間も含む)
  • 食べる時間

これも忘れがちですが、時間も必要なリソースのひとつです。

「人」「もの」「金」「情報」+「時間」と、あえて戦略的な視点から書き出し方をしていますが、単純に、できあがるまでの一連の流れを理解しておかなければ、1人でできるようにはなりません。

うどんを食べるために必要な一連の流れとは

娘

自分で作ったうどんは

美味しかったなー!

しょっぴー
しょっぴー

片付けろや!

うどんを「食べる」のは簡単です。おそらく「作る」のも、ほとんどの人ができるようになるでしょう。

しかし、『1人でうどんを食べる』という“状況をつくる”ためには、それだけでは足りません。

「うどんが出来上がるまでの工程」と「うどんを食べ終わった後の工程」を理解しておかなければ、大量の洗い物でいっぱいになります。

前後に必要な工程を見落としていると、「たまたま今回はうどんを食べられた」という結果を経験することで、『できるようになった』と勘違いをしてしまいます。

時間的に必要なリソースとしては

  • 考える時間
  • 作る時間
  • 片付る時間

などがありますね。

具体的に「うどんを食べる」ために必要な工程を書き出してみます。

うどんを食べるに必要な工程
  • うどんの作り方を知って
  • 材料をそろえて
  • 実際につくる!
  • 美味しく食べたら
  • 片付ける!!
妻

朝昼晩、毎日うどんでいいの?

ご飯を何にするのか考えるのって本当に大変。

必要なことは、できるようになるまでの一連の流れ

「1人でうどんを食べる」ためには、“手打ちうどん”といった条件さえなければ、そんなに難しくありません。

できる人からすれば、「うどんを食べる」だけなら、特に何も考える必要もなく、準備から片付けを含めても10分あれば食べられます。

しかし、それができるのは『うどんを食べる』という一連の流れを把握しているからに他なりません。

うどんを自分で作って食べられるのは『正しい道筋を知っている』からです。当然「片付け」も、その『一連の正しい道筋』の中に含まれます。

一部の工程にしか目を向けていなければ、できるに至ることはありません。

自分の関わっている工程以外に目を向けようとしなければ、「その部分」ができるだけの人ということになります。

すべてを自分でできる必要はありませんが、「その工程」が存在していることを知る必要があり、そこに携わっている人に「敬意」を抱く必要があります。

その視点を持っておかなければ、それは「自分はできている」というただの勘違いの可能性があります。

まとめ

『できるようになるかどうか』を決めるたった1つの要素は、できるようになるまでに必要な正しい道筋を知っているかどうかです。

つまり、全体の流れを把握しているかどうかにかかっています。

これは、どんな取り組みであろうと共通することで、ゴールまでの全体像が見えているのか、いないのかによって、その取り組みが「できる」のか「できない」のかが分かります。

つまり、「できる」になるには、ゴールまでの『正しい道筋を知る』かどうかにかかっています。

あなたは、正しい道筋をまっすぐ歩いてくださいね。

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