こんにちは。しょっぴーです。
今日はよく言われる「ゴールから考える」ってやつについて考えてみます。
ゴールから考えるとは目指す先を見据えることで、「何が必要か」「どんな手段で行くか」「お金は?時間は?どれくらいかかりそうか」といった、『目的にあった準備をしてから出発しようね』ということです。
旅行に行こう!
となったら、当然行き先を考えますよね。
いろいろ準備もすると思います。
今日は、その準備の考え方について深掘りしていきたいと思います。
【目的】まずは目的地(ゴール)を設定します
お出かけをする時には、ほぼ全員が目的地の設定が出来ます。
しかし、『目的』なると「地」が一文字なくなっただけで、途端に設定出来なくなってしまいます。
それは何故でしょう?
イメージが沸かないからですね。
目的地(行き先)を決める場合で考えるとどうでしょう?
目的地の場合は、旅行雑誌などを見て「こんな素敵なところがあるんだ。行ってみたい」といった具合に『イメージ』を固めるのではないでしょうか。
「想像のイメージ」から「視覚的なイメージ」に切り替える必要があります。
目的は『明確にイメージ』を固めることが必要
【期限】目的地が決まったら、いつ行くのか決める
いつ行くの?
今でしょ!
無理でしょ!
「いつか行く」という計画が決行されることはありません。
目的が決まったら、いつにするのかを決める必要があります。
「いつかやりたい」という人は、来年も同じことを言っている
【計画】期限が決まるから準備ができる
PDCAを回しなさい!
こう言った発言をする人ほど、「目的」が明確になっていなかったり、「いつまで」にやるのかを決めていなかったりします。
目的と期限が決まって、はじめて計画が落とし込めます。
よくあるのは、会社は年単位という、あらかじめ期日が決まっていることの計画を立てるから、設計ができるというもの。
そのため、期日が必要だという視点が抜け落ちている人がたくさんいます。
期日があるから「この日までに何をする」という計画が立てられる
期日があるから具体的な考えになる
夏休みに長崎行こ!
じゃあ、今月は節約しなきゃ…
来週いるもの買いに行こっか!
もう水着小さいんだけど
サンダル買ってー
「いつ」「何をする」が決まっているから、具体的な考えとしてまとまります。
- 「いつ」やるのか決まっていない
- 「何を」するのかまだ分からない
どちらか一方でも明確になっていないと、話は進みません。
【戦略】目的地に向かうためのロードマップをつくる
「いつ」「何を」が決まると、話しが前に進みます。
今年も車で行く?
盆踊りに帰って来れるかな?
じゃあ3日間か。
今回は飛行機にするか
いくらかかるのかな?
目的地に向かうためには、いろいろ考えておく必要があります。
- 行き方
- 持ち物
- 日程
- 役割分担
というように、「いつ」「何を」が決まっているから、『どうするの』といった具体的なことを決めることができます。
戦略の立て方について
戦略的な視点とは、目的を達成するための最善策といった感じです。
そのため、「目的」は具体的である必要があります。
この2つの目的を比べると、後者の目的は、「達成するために」といろいろ考える必要がありますが、やることが明確になっているためイメージも沸きやすく、出来そうな気しかしません。
戦略とは、目的を具体的にすれば自ずと導き出されます。
例えば、英語の勉強に関して、、、
一生懸命頑張る!
と、気合いを入れるよりも
1日10個単語を覚えて、3通りの英文を作ってみる
の方が気負いする必要もないうえに、結果を比べると後者の方が努力したことになりかねません。
戦略とは、最終的な『いつ、何を』に対して、
その間にある“細かい”「いつ、何を」を具体的にして
『重要な順番に整理する』ということ
【戦術】いざ出発!決めておいたプランを実行する
やべ、ガソリン入れてないやん
空港までだから足りるでしょ
どれくらいで着く?
空港は夕方。
長崎は夜だよ。
結構混んでるね
これよりプランBに移行する
はいはい。高速ね。
切り替え、早っ。
実行段階では、全てが想定通りとは行きません。
柔軟に対応するためには、あらかじめいくつかプランを立てたり、シュミレーションを行い、計画にゆとりをもたせることが大切
「どうなりたいの?」目的は常に明確にしておく
「オシャレなカフェをつくりたい」と、目的を立てると、オシャレなカフェが出来上がります。
「オシャレなカフェで美味しいコーヒーを提供したい」と、目的を立てると、オシャレなカフェでコーヒーを飲むお客さんが出来上がります。
目的は、「まだ達成されていないイメージ」なので、鮮明にイメージされていないと、違うところにたどり着きます。
- オシャレなカフェをつくりたいのか?
- 喜ぶお客さんで繁盛するカフェにしたいのか?
目的地をイメージしたら、現在地から目的地を見る
美味しいコーヒーとは?
コーヒー豆の産地はどうしよう…
優秀なスタッフを雇わなきゃな。
夢を描いてイメージを明確にするのはいいことですが、現状では考えても仕方のないことがあります。
夢の中から、さらに夢を追いかけても、それは現実世界とは違います。
現実世界で、夢を追いかけるためには、『現状で』「いつ」「何を」するのかが重要になります。
「いつ」「何を」のどちらかが具体的になっていない場合、それは今考える必要のないことです。
例えば、まだお店が完成してもいない内から、お店の掃除の仕方について考えても仕方ありません。
今は現状のやるべきことに集中しましょう。
目的地までの道順把握したら、『現在地』から『目的地』を目指す必要があります。
自分がどこからどこを向いているのか、意識する必要があります。
同じ扉でも、「入る」と「出る」では見える景色が変わって見える
相手がいるなら、同じ目的地を一緒に見る
「オシャレなカフェを経営したい」と、「オシャレなカフェで美味しいコーヒーを提供したい」では、目的地が異なります。
「結婚したい」と「結婚して幸せになりたい」くらいに、目的地が異なります。
お嫁さんになる!
まずは大人になれ!
「結婚すれば幸せになれる」わけではありません。
「結婚」と「幸せ」は別のものなので、それを目指すには『何が必要なのか』と考える必要があります。
「美味しいコーヒー」を飲みたい人に対して、「美味しいコーヒー」を提供するから、「ありがとう」と言われます。
一方、、、
「美味しいコーヒー」を飲みたい人に対して、「こだわりのコーヒー」を提供すると、「なるほどね…」と微妙な反応が返ってきます。
このコーヒー豆は…
冷めるわ!
オシャレなカフェで、美味しいコーヒーを提供したい!
オシャレなカフェで、美味しいコーヒーを飲みたい!
同じ目的地を目指すから、お互いに「ありがとう」となります。
- 相手が何を求めているのか?
- それに対して、何が提供できるのか?
まとめ
ゴールから考えるとは、「目的」から考えるということです。
目的とは『イメージ』が明確になっていないと、目指すことができません。
そのため、まずは『目的』を写真で見えるカタチにしたり、実際に行ったり触ったりする体験してみることが大切です。
目的が明確になったら、あとは「いつ」「なにを」と、必要なことを書き出して実行すれば、その時点でゴールは目前です。
「目的地」さえ見失わなければ、進んで行けばあとは勝手にたどり着けるものです。
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