辞めるのではなく組み合わせて活用するという発想【スキルを育てるという考え方】

正しいやり方を知る(地図を持つ)

こんにちは、しょっぴーです。

今回は仕事に関するスキルについて考察してみます。

スキルと聞くとなかなか難しそうに感じますが、生きていればできることは勝手に増えていくので、そんなに身構える必要はありません。

ただ、できることが「役に立つこと」に関連すれば、多少生きていくことにゆとりが生まれるので、今回はそんな視点からお話していこうと思います^^

仕事の考え方について

現代社会は、ほぼ資本主義経済で成り立っているので、どんなビジネスも『価値を届けて利益を上げる』ことを目的としています。

これは、どんな仕事に就こうとも変わらない仕事の本質です。

そのため、物を売るのか、サービスを売るのか、という違いこそあれ『価値を届ける』という本質は変わらないので、どんな業種で仕事をするにしても同じプロセスを辿ることになるので、本質に沿ったスキルを身につけておくことは、ビジネススキルとしてのマストです。

お金を稼ぐことの本質を理解する

お金とは「価値の対価」として受け取るものなので、お金を稼ぐことは、誰かに何かの価値を届けることになります。

その本質を理解していれば、どこで働くとしても売上に貢献できる働き方ができます。

どんなに大きな会社でも、販売のプロセスのどこかを担うことになります。間接部門であっても本質は同じことです。

売上に貢献できる働き方ができる人は、どこからも求められる人材になるため、お金の本質は理解しておきましょう。

価値を届けてお金をもらうには

最近はYouTuberがたくさんのお金を稼ぐと人気を集めていますが、人気YouTuberはバラエティーとして価値を届けているからお金を受け取ることができています。

残念ながら、その本質を見誤って話題作りに勤しむ人たちは落ち目を見ることになります。

どんな仕事でも、誰かに価値を届けることで、どこかで利益が生まれるからお金がもらえるようになっています。

それが、広告費なのか、直接的な商品価値からの利益なのかの違いなだけです。

スキルは組み合わせて活用する

どんな分野の仕事でも、最終的に必要なスキルは共通するものが多いです。

今回は現在僕が行っている物販の話を踏まえて、『売上をあげる』ためのスキル販売について深掘りしていきます。

販売というスキル

アマゾンで販売をしていると、世の中の動向がなんとなく見えてきます。

アマゾンでは「1つの商品カタログに多数の出品者が販売をする」というカートシステムが採用されています。

通常、ECサイトでは商品を販売するために自分で商品ページを作成します。そのため取り扱う商品の数だけ商品ページを作成する必要があります。

しかしアマゾンでは、すでにある商品ページに“相乗り”するカタチで商品を販売することができるため、商品さえあればいつでも販売を開始することができます。

そのため、価格差のある商品の仕入ができればすぐに販売を開始して利益を取ることができるため、アマゾンでは「せどり」と呼ばれる販売手法が発達してきました。

せどりとは

せどりとは、いわゆる転売のことです。

転売と聞くと世間的にあまりいい印象はありませんが、メーカー仕入や輸入販売もしているしょっぴーとしては、“仕入をしている時点で”どこから仕入をしても本質的には、同じことをしているという認識です。

なぜなら、自分で商品を作っていない時点で、販売する商品は転売になるからです。

価格は需要と供給によって決まる

アマゾンのカートシステムは、販売価格が一番安い出品者の商品が販売されるようになっています。

そのため、出品者が増えると必然的に価格競争が起きるようになっています。

アマゾンで販売していると社会の授業で習った「需要と供給のバランス」は、嫌というほど思い知らせれます。

粗利が取れるはずの商品も、出品者が増えると価格が急落してしまい、販売価格が仕入れ値を下回るなんてことも起こるため、まさに社会の縮図が垣間見えます。

社会の授業を、だいぶ大人になってようやく実感しています。。。汗

販売のレベル

商品の販売というスキルはとてつもなく奥が深いと感じます。

価値を届ける、価値を伝える、価値を生み出す、、、

どんな商品、サービスにも、それぞれ特徴があり、その価値をしっかりと届けなければどんなにいいものも、有象無象の中に埋もれてしまいます。

そこを踏まえて大商人への道を考察してみました。笑

商人レベル1:販売者

アマゾンの販売は相乗りが基本なので、すでに売れ行きの良い商品を取り扱うことが前提です。そのため、販売に必要なスキルは『売れる商品の目利き』ということになります。

現在の僕の立ち位置は、この「販売者」ということになります。

これは仕入先がどこであろうと関係ありません。売れる商品で、粗利の取れる商品を取り扱うことが、販売の最低条件です。

売れなければどんなに素晴らしい商品を取り扱おうとも、置き場に困るただの在庫になります。売れない在庫はゴミと同じです。実際、販売できない在庫を抱えすぎると倒産します。

売れるものを仕入れて、適切に売るから利益が残るということです。

つまり、販売のレベル1は『売っているだけの状態』ということです。これはどこから仕入をしたかは実質的に関係ないので「せどり」ということになりますね。

僕が仕入先をこだわらない理由はここにあります。

メーカーや卸業者、輸入仕入を行っていますが、すべて同じだと認識しています。

しかし販売は、先ほどお伝えしたように『販売する時に』価格差が取れなければ、利益を出すことはできません。

仕入時期、販売タイミングを見誤ってしまうと、大赤字になってしまうことも少なくありません。逆に、販売時に価格差を生み出すことも可能なので、販売とはとても奥が深いスキルです。

ザックリと価格に影響を与える要素として、

  • 社会情勢
  • 季節や限定性
  • 市場の在庫量
  • 流通の状況
  • 原材料の単価

などがあります。

深掘りするともっと出てきますが、僕はこういったことを考慮しながら販売をしています。

商人レベル2:紹介者

次のレベルとしては、売れ行きの弱い商品ページをSEO対策や改善をすることで、売れ行きを伸ばすことができます。

これは、アマゾン販売だけでなく一般的なECサイトでも同じことで、商品ページを作り込みその商品の価値を伝えて販売に繋げるという取り組みです。

つまり、これは商品の紹介ということですね。

他人の商品を紹介して報酬を受け取るのは、アフィリエイトと呼ばれたりします。

自社サイトでも、店舗での販売も目的は同じです。広告を使ったり、店舗に看板を立てたりして、「お店(商品ページ)を紹介して売上につなげる」ということなので、販売のレベル2は『集客ができる状態』ということですね。

「商品の魅力を伝える」「価値を伝えきる」というスキルがなければ商品は売れません。逆に魅力をしっかり伝えることができれば集客に困ることはなくなります。

現在僕が目指している状態は、この「紹介者」ですね。

紹介者のスキルは自分で自分を紹介できるようになると、自己ブランディングにつながります。

商品を買ってもらうための『説得の技術』も、このレベル2に該当すると思います。

必要な要素としては、心理的な説得ができるかどうかになりますが、

  1. しっかりと情報を伝えて「信用」をもらい
  2. その取り組みの「目的」をちゃんと伝えて
  3. お客さんの「問題点」を打開する案を提供する

といったことをしていくわけです。

「お店に来てね」「商品買ってね」は本質的には同じことをしています。

商人レベル3:生産者

最後は、自分で商品をつくるスキルです。

何かに困っていたり欲しいと思っている人に、役に立つ商品をつくることは、その時点社会貢献につながります。

ここも相当に奥が深いのでしょうが、今の僕では抽象的なことしか書けないので、書けるようになったらまた書きますね^_^;

自分で商品が作れて、その商品の価値をしっかりと伝えられて、販売までできれるなら、生涯生活に困ることはありませんね。

販売のプロセスとは

商品を販売するまでの工程は単純です。

販売のレベルを逆から進んでくればいいだけです。

  1. 商品をつくる
  2. 興味をもってもらう
  3. 売る

これらはそれぞれ「価値を生み出すスキル」「価値を伝えきるスキル」「販売のスキル」という別のスキルを組み合わせているわけです。

自分にあったスキルを伸ばせばそれでいい

これまで書いてきた内容をすべて自分でできるようになる必要はありません。

できるようになってみたいと感じたものを伸ばせばそれでいいのです。

そういった意味では「せどり」は、いろんな要素を学ぶ機会としては最強クラスの学びが得られます。

  • 仕入をするための「資金」の考え方が身に付く
  • 売れるを“先に”実感できるため「目利き」になれる
  • 売り時を考える市場の見方がわかる
  • 仕入先を増やすための方法を考えれるようになる

などなど、いろいろ考えることはたくさんあるので、単純に成長の機会としてはとても良いと思っています。

どんな分野の仕事をするにしても、最終的には何かを販売することになるので、そのためのスキルは身につけておいて損はしませんよ。

できないと感じた時のおススメの行動

できないと感じた時に取るといい行動は「やーめた」ではなく、「知識として身につけておく」が正解だと思います。

それができないにしても「知っておくこと」で武器になることもあります。

それが強みになることもあるわけで、何も『すべて“やーめた”』にする必要はありません。

活用するために、「知識としてとっておく」という考え方です。

成長のプロセス
  • できると知る
  • やり方を知る
  • やる

「できると知っている」だけで、だれかにお願いすることができます。

「やり方を知っていれば」出来そうな人を育てることも可能です。

別にあなたがすべてをやる必要はないのです。ほとんどの会社では、「その全て」を社長だけでできないから、いろんな人で分担してやっているわけです。

むしろ、生産者は生産だけをして、販売は誰かに任せるのが普通だったりするので、「やーめた」とすべてを投げ出し、一からはじめる必要はありません。

しかし、多くの人は嫌になって「やーめた」と、積み上げることを放棄してしまうのです。

まとめ

今回のお話は、仕事に活用するスキルについてでした。

スキルとはいろいろな要素が含まれているので、何かひとつ『これ』と決めることは難しいですが、資本主義経済においては、最終的に何かを提供してその対価を受け取るため、そこに必要なスキルは身につけておいた方がいいと思います。

その前提を踏まえて、今後の人生設計をしてみてはいかがでしょうか?

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